ブログを書いてほしいという需要がある

最近、年配の人に会うと、自分史を書きたいという人が多いことに驚かされる。では、自費出版でやったらいいのだろうが、「200万円ほどかかりますよ」というとみな、しり込みされる。それなら、ブログを書いて、まとまったらブログの製本機能を使ってみたら・・・と提案すると、それはややこしくてだめらしい。

「聞き取りして、自分史ブログ書いてあげましょうか?」と言ってみたくなるけど、どうなのだろう。ブログだったら、正確な資料がなくても、思うままに書き溜めていけばいいから、できると思うけれど、1人当たり20日程度かかるだろうか。

やっぱり、かかりっきりになるとしたら、無料でのボランティアではできない。となると、どれくらいのお金だったらみんな払えるのだろう。資料をそろえきって、あとは書くだけ・・・というのなら、1日2万円かける20日として、40万円。交通費は別・・かな。

ブログだったら、後日手を加えながら改良し、製本まですることもできるけどな。

だけど、どうしても古い世代は、最初から紙媒体を好む。ブログにしてあげても、本人が見られる環境にあるかどうか。

ということは、ブログがみられる環境のセットアップから、ブログ代筆までやって、60万円???? 一瞬高いような気がするが、一人のためにかかりっきりになる料金というと、どうしてもこれくらいにはなってしまう。

逆に言えば、自分でブログ蓄積できる技能というのは、1ヶ月60万円の能力ということになる?

もちろん、代筆する文章能力というものがもっとも高くつくから、その能力によって、100万円でも取れるのかもしれない。うーん、違うな。この場合、文章能力といっても、顧客を満足させる能力が問われる。

名文で書いてあげても、注文者が納得しなければなんにもならない。そう考えると、受注ブログというのはなかなかむずかしい商売だ。